アルテミス20

「だから、しつこいのよっ!何をしたって、もう遅いのよっ!。そんな考えだから、あんたたちは彷徨うのよっ!」アルテミスはかなりムカついていた。可哀想な核兵器の被害者たちに同情も何もない。

そして、亡霊たち?の力を吸い取るように彼女の力は増大していった。ついにアルテミスは、まとわりつく亡霊を弾き飛ばした。

「はあ・・・厄介ね・・ホント・・」部屋は普通の状態に戻り、タカシ達が入ってきた。「大丈夫?透視もできなかったし、ドアも開かないし。何があったの?」タカシは言った。

「沢山、もの凄く沢山の人が死んだのよ。きっとその人たちが私の所に来たの。恨み言を訴えたり、ただ、すがって来た。振り払ったわ。でもちょっと危なかったの」とアルテミスは言った。

「へえ・・凄いことが起こったんだね。でも、君に何が起きてるんだろう?何だか君、変化してる。」タカシは言った。

彼には彼女を取り巻く気が見えていた。黄金色が入ってきている。なんだろう・・こんな色の人は初めてだ。「何か見えてんの?」リクトは言った。「いや・・アルテミスの・・気の色が金色だよ。全部じゃないけど・・ゴージャス。」タカシは笑った。「スゲエじゃん。俺には見えねえけど、あんま、いないんだろ?そういうの」とリクト。

「そうだよ。少ない。綺麗な金色だ。最上級だねきっと。アルテミス、自分で変化は感じないの?」タカシは言った。

「変化・・感じてるわよ。力が強くなってるの。多分だけど・・地球の近くにいる人と、つながったわ。すごい距離よ?38万キロ。そんな距離の人と通信できたなんて・・・でも、その人にも何らかの力があるみたいなのよ。」アルテミスは言った。「俺たち以外に?遺伝子操作しなきゃ無理じゃねえの?」リクトは言った。


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