月: 2024年11月

  • 天使の翼 悪魔の影61

    「やってみなければはっきりとはしないが・・・どうやら・・・出来そうだ・・」とミカエル

    「・・・どのような力を与えるつもりで?・・・」

    「・・・手を使わずにモノを動かす力を与えようと思う・・」

    「・・・それは!まだ人間には早すぎるのでは?・・・」ガブリエルは怪訝な顔をした。

    「・・そうかもしれない・・・しかし・・・」とミカエル

    「・・・カイトのような力で良いのでは?・・」

    「・・・しかし同じタイプの力では効果はあまりないかもしれない。それにこれからも怪物は現れるだろう。ただ同じタイプの力で対抗することに違和感を感じるのだ・・・・どうやら悪魔は二人の人間を合体させたようだ・・ではこちらも二人ががりで行けば勝てる、気がする・・・・」ミカエルは自信なさげだ。

    「・・・それは・・・そうかもしれませんが・・・しかし・・それでも勝てなかったら?・・」

    「・・・それは・・・」口ごもるミカエル。

    「・・・違う力の方がいいような気がするのだ・・・その組み合わせの方が・・・単純に同じもの二つよりも・・・」

    「・・・実際にやるのはあなたです。力を与えるのは・・・」

    ミカエルは迷った。単純にヨシヒロに同じ力を与えることに、何故だか不安を感じた。その不安の正体はわからなかった。

    「・・・カイト・・・逃げるのか?」

    「やべえよ。すげえいてえし血が出てるし・・・」カイトがふと足を見ると傷はかなり治っていた。

    「・・・あれ??あんまいたくねえかも・・・」

    「・・・回復力はかなりのものだぞ?・・・」

    傷の回復とともにカイトの恐怖心は薄れていった。

    「・・いける・・かな?・・・」カイトはまた怪物と戦う気になっていた。

    「・・・よし・・・」怪物の元に向かうカイト。怪物は大阪を破壊している。カイトはさらに出力をあげた光線を発射した。怪物の腹部が溶け内蔵が見えた。

    しかし怪物は声を上げない。でも苦しそうに首をかしげめちゃくちゃに飛んだ。断末魔のハエのようだ。間を置かずカイトは光線を浴びせつづけた。外れるものもあるが、カイトは怪物に近づいていく。めちゃくちゃに飛びつつ怪物も光線をカイトに発射した。両方共相手の光線を避けながら、光線を発射している。

    ・・埒があかねえ・・・カイトはめちゃくちゃに飛び回る怪物に徐々に近づいた。

    ・・今だ!!・・カイトは怪物にケリを入れた。地面に叩きつけられる怪物。間髪いれず踏み潰すようにもう一度ケリを入れた。

  • 天使の翼 悪魔の影60

    も地面をなぞった。一回発射して終わりではない。光の柱となって市街地を丹念に焼き払っている。

    「どうしたんだね?カイト君・・」湯沢首相はいぶかしんだ。カイトは目を開いているが、心ここにあらずという感じだ。カイトは今応接間のようなところに居る。湯沢首相から感謝の言葉を送られているのだ。

    そこに女性が入ってきた。

    「お話中すみません。また怪物が現れました。」湯沢首相は無表情に近い感じでむっとした。

    明らかにやれやれ顔だ。少しうつむき深呼吸をした。

    「聞いたの通りだ・・・カイト君・・・また戦ってくれるかね?」

    カイトはうわのそれから少し戻り、

    「あ、出たんすね・・わかってます・・・」官邸を出て変身するカイト。

    第三の怪物は強力だった。二人の人間を合体させたのだ。カイトの光線の効きが悪い。あまりダメージを受けていないようだ。

    ・・なんだよ・・あいつ・・・

    カイトはさらに出力を上げた光線を発射した。命中するものもあり、多少怪物の表面は焼かれているようだが・・・しかし・・怪物の動きは、今までのものよりずっと速かった。なかなか当たらない。そうこうしているうち怪物の手の平からいくつもに別れた光線を発射した。

    「わっ」カイトは避けようとしたが足にその光線が当たった。激痛が走る。そのまま飛び、距離を取りながら足を見ると出血していた。表面も裂けている。

    「いってええ!!」それでもカイトは飛びつづけた。音速を超える速度で逃げている。

    ・・・やべえよ血い出てんじゃん・・とにかくいてえ・・・

    そこから上空にあがり宇宙空間に向かう。カイトは震えていた。

    ・・・このまま逃げちまおうか・・月にでもとりあえず行って・・・

    「・・・どういたしましょう・・・・形成が不利なようです。」ガブリエルが言った。嫌な予感がする。今度の怪物は少し違う。それはミカエルも感じているようだった。しばらく考え込んでいる。

    そして言った。

    「・・ヨシヒロに力を与えてみようと思う・・・」

    「・・・!できるんですか?・・・」

  • 天使の翼 悪魔の影59

    ・・・へんだな・・・

    「用があるって聞いたんすけど・・」とカイト

    「ご同行をお願いします」走って漆原が官邸から出てきて言った。大声で怒鳴っている。

    「どこに行くんですか?」とカイト

    「茨城の筑波です!」

    「研究所・・みたいなところですか?まさか実験とかするんじゃないですよね?」

    「実験?ああ、血液検査くらいはさせてください。それより変身をといてもらえますか?話しづらい!」

    「分かりました。」そう言うとカイトは光った。光が小さくなり人の形、カイトが現れた。

    来ていたスウェットのままだ。

    「すんません。こんな格好で。」カイトは言った。

    「全く構いませんよ。」

    ・・・今度こそ勝たなくては・・・

    悪魔は人間二人を使おうとした。しかし力はそう多く残ってはいない。最後に近い。失敗すれば終わりだ。一人にしておくべきか・・・それなら失敗してももう一体できるかもしれない。

    しかし・・・悪魔は覚悟を決めた。標的となる人間二人を、一つの怪物に変身させた。光が収まると、今までより小型のつるんとした感じの人形の怪物が現れた。だだし手が四本ある。そして目のような黒い点が顔に四つ。口も鼻もない、体は濃い青色。

    ・・・どうだした・・・動け??・・・何故か怪物は無反応だ。しかし次の瞬間とんでもないスピートで飛び上がった。そのまま西の方へ飛んでゆく。

    地上に光線を発射しながら。次々と焼かれてゆく地面。何もなかった丸い顔にパックリと口のような裂け目が現れ、そこからの光線で市街地も焼きながら飛んでゆく怪物。

    「・・・カイト・・・また怪物が現れた・・・」とミカエル。

    「・・・ええ、今俺、話ししてるんだけどなあ・・」カイトは不服そうだ。

    「・・・今度のはちょっと雰囲気が違う・・・」

    「・・・違うって??・・」

    「・・・なんとなくだが凶暴そうだ・・・」

    「・・えっ凶暴??・・・」引くカイト。

    「・・・ミカエル様!!・・・」ガブリエルがたしなめた。

    「・・あ・・いや、早く行ってくれないかな・・被害がもう出ているのだ・・・」 怪物はまっすぐ飛んではいない。市街地を狙っているようだ。仙台上空へつくと光線が何回

  • カスタマーハラスメント お客さんからの嫌がらせ

    条例ができるそうですね。まあ、良い事・・・仕方のない事でしょうね。

    nhkで放送していました、土下座を強要されて精神を病んだ管理会社の人。

    アパートのオーナーからされたみたいですが、しかし・・・オーナーも無駄な事を・・・・

    多分お金が、絡んでいたのでしょう。お金が絡むと、どうしたって余裕なくなりますよね人間て・・・

    しかしねえ・・・畳を舐めろとか土下座とか・・・それで損失が埋め合わされるわけもなし・・・

    まあ。。そりゃあ感情、でしょう。そこはまあ、わかりますよ、所詮感情の動物人間・・・

    でもねえ・・・泣こうが喚こうが、どうにもならない事もある笑。

    感情的に我慢ならない事もある・・・どうしましょうね、どうにもならない事がゴッツンコしちゃってますね。

    これでお金の損失とかでもないのに畳舐めろ!とか言う人だったら・・・いけない事でしょうが

    「バカじゃない??」ってつい思ってしまう・・・いけない!悪い言葉ですね!

    「隣人を白痴と言うものは衆議所に引き渡され、愚かと言うものは地獄の炎に投げ込まれる」

    聖書にも書いてある笑。でもねえ、ついねえ・・・バカじゃないって思っちゃう笑。。大学も出てないから言う資格はないんだけどね・・・でもねえ・・・ついねえ・・・ついついねえ・・笑。

    そう言えば

    「どうしてーどうしてー!」って言うのもいましたね・・・笑。

    しかし多分、自分が不幸?給料なり何なり凄い不満?があって既に怒りがあるのでしょうね・・・

    そう言う人は。

    マイナンバーカードをもらう時って身分証明書のコピーが必要年ですね。それが気に食わなかったのか

    どうしてー連呼・・・もううんざり・・じゃあ貰わなければいいのに・・・笑。

    あんたの不幸はあんたが原因・・人に当たらないでよ・・まあ当たっちゃうのも人間。ですけどね・・そういう思考だから不幸なんじゃないのかしらん??オカルトみたい??でもちょっとある気がする・・・

    嫌だなあって思って、その人を「バカじゃないの?」と思っちゃうのもまた人間。。

    少し不気味・・と思ってしまった・・・これも地獄行きの考えかしらん??笑。

  • 天使の翼 悪魔の影58

    天使の翼 悪魔の影58

    「・・・」ヨシヒロは沈黙を察した。多方、カイトを攻撃もできるような広い場所なんだろう。無駄なミサイルとか用意して。

    「こちらに向かっているそうです」中村からの連絡を漆原は湯沢に伝えた。

    「ここに直接なのか?」湯沢首相は仮眠を取ったあと食事をしている最中だった。

    「中村達が到着した時にはもういなかったそうです・」と漆原。

    ・・・まただ、多分激怒してるな・・・

    「漆原くん!カイトは発見できないのか!」

    「それは・・・」漆原は何も言わず監視衛星などの情報が集まる指令センターに連絡を入れた。

    スクリーンに司令室が写った。

    「・・カイトはこの官邸に向かっているとの情報があったが、彼を補足できていますか?」

    「いえ、軽井沢上空から官邸まで監視を始めていますが・・雲が多く・・まだ補足できていません。それに・・以前の様に姿を消していると思われます。」

    カイトは空を飛んでいた。カモフラージュで衛星からも偵察機からもわからない。音速は出していないが着くまでにそう時間はかからないだろう・。

    「奴が直接来る。ここにミサイルを用意しろ!」

    「待ってください!勝目なんてないんですよ。それに協力するためって言うじゃないですか」

    「信用できるのか?お前保証できるのか?!」漆原は、ほんと嫌な人だなあと思った。

    ・・・いるんだ・・こういう言い方する人。カイトは信用できそうじゃん。そんな全面的にじゃなくても。・・・

    漆原はカイトが自分たちを攻撃するとは思えなかった。それならとっくにしてるんじゃないか?とも思っていた。

    「とにかくミサイルだ!」

    「承知しました・・・」

    ・・・仕方がない。ミサイルランチャーぐらいは用意しよう・・・

    官邸にミサイルランチャーが向かっている途中だった。突然カイトは官邸上空に現れた。カモフラージュを解いたのだ。官邸の人々は大騒ぎだ。無意味に走っている者もいた。いや・・首相に出現を知らせようとしているのか。冷静なものは無線で伝えていた。

    ゆっくりと官邸の正面に着地する。

    「あのう・・・俺に用があるんですよね?」誰も答えない。皆黙りこくっている。

  • 天使の翼 悪魔の影57

                                                                                                                    

    「ああ、やっぱいくよ。ゲームもねえし、テレビもつまんねえし。」

    「・ん・・頑張って・・・なのかな。でも人間に君は殺せないしね。そこは心配してないけど」

    「それよりお前だよ。ホントごめん。巻き込んで。」

    「ああ、それはほんとに大丈夫。何故かちょっと面白くて。自分が痛い目にあってないからだろうけど」

    「ん・・じゃあ」そういうとカイトは玄関に向かい外へ出た。まだ外は暗い。しばらく離れたところで変身し浮き上がった。さりぎわに手を振ったカイト。

    警察が中村と共にがヨシヒロの家に向かっている。ヨシヒロの別荘の外に数台のパトカーが停まった。ドアの閉まる音がする。

    「あ・・・来たかも・・すごいな対応のスピード。」

    そしてインターホンがなった。

    「はい」

    「警察の者ですが・・・よしひろさんですね」玄関には警官が二人、そして中村が警官のすぐ後ろにいた。車は見えるだけで二代。車の外にも他の警官が出てきていた。薄暗い中をパトカーの点滅が生垣とかを照らしている。

    「はい・・そうです。ちょっと待ってください。」ヨシヒロは玄関に向かった。

    「・・・カイトさんもいらっしゃいますね?」

    「いないですよ。ええっと首相官邸に向かってます」黙ったまま警官は驚いたようだ瞬時に険しい顔になった。

    「それは本当ですか?」中村が進み出ながら言った。

    「私は危機対策本部の中村と申します。カイトさんをお迎えに上がったのですが。官邸に向かったんですか?」

    「本当です。」

    「では家を調べさせていただきます」

    「いいですよ」

    中村と警官は家の中を調べた。そしてカイトがいないことと、首相官邸に向かっていることを官邸に伝えた。

    「ホントですよ居ないのは。それに・・・協力するために官邸に向かったんですよ?」

    「しかし・・いきなり官邸はどうかと・・何故ですか?」

    「だめ・・なんですか?・・じゃあどこに連れて行くつもりだったんですか?」

    「それは言えません」

    「何故ですか?」

  • 天使の翼 悪魔の影56

    天使の翼 悪魔の影56

    「・・・彼らは・・・・自分だけは大丈夫と思っているのでしょうか?・・」一方こちらは天使達。ガブリエルが言った。

    「・・そう思っているんだろうな・・・構わないだろう・・しばらく休めばいい。・・そう長くは休めないだろうしな・・・人間が突き止めつつある・・・。」

    「人工知能を活用していますね・・・彼らは自意識を持つ程のコンピュータを作った時、どう対応するのでしょうね?・・・」

    「その時はまた我々が干渉する・絶滅させるわけには行かない・・・」ミカエルが言った。

    「そういえば・・・思うのですが・・」ガブリエルは呟いた。

    「・・・何かね?・・・・」

    「・・・あの方(創造主)が人間を愛しているのは、人間が自意識をもつからですよね?・・

    だとしたら、コンピュータが自意識を持ったら?・・・あの方はコンピュータも愛するのでしょうか?・・」

    「・・生身の肉体も含めて愛しているのだろう?・・・」

    「・・・では、人間が意識や人格をコンピュータに再現して、肉体は冷凍保存などでなるべく長期保存したとしたら?活動している自意識を持つコンピュータの方を愛するのでしょうか?」

    「・・・・両方だろう?・・・冷凍保存してある方も人間。コンピュータで再現されている自意識も人間だろう?・・・その技術が完成したとき、これに関する議論が人間の間でも起こるだろうな・・・」ミカエルは言った。

    「・・・そうですか・・・後・・・科学が発達しきれば大丈夫でしょうが・・・肉体に人間の心が執着している段階で、初めからコンピューターの存在、人口知能ですね、それと肉体をもつ人間が争うことになったら?あの方はどちらを味方しますか?・・・」

    「・・・それは・・・わからない・いや・・どちらの味方もしないだろう。そうなっては人間と人工知能の区別が難しくなる。元人間の自意識か、そもそもの始めからコンピュータなのかの違いしかなくなる。・・・・しかしそれはかなり先の話だ・・・今考えなくてもいいだろう。」

    「しかし・・人間の中にも、コンピューターに人格を保ち、肉体を失ってしまうものも出るでしょう。そのときは、神はどちらの味方をしますか?・・・」

    「・・・それは・・・だから・・どちらの見方もしないだろう。」ミカエルは言った。

    「その時が来たら示される・・・人間には自由が与えられている、痛い目にあう自由も・・まずは人間たちが失敗しながら対応してくしかないのだ。」

    別荘の二人、カイトは心変わりをしたようだ。タンクトップから着替えている。

    「僕の服一応切れたんだ。背は同じだけどカイト筋肉ついてるからね。スウェットを選んで良かった。着れて良かったよ、てことは、行くんだ。」

  • トランプ大統領と斎藤知事

    トランプ大統領と斎藤知事

    サイコパス?的な所に限定すれば共通点はあるかもねぇ・・・

    でもトランプは嫌いじゃないのよねえ・・・w いや・・何かが違うって気がします。

    共通点はあれども。

    え?千原せいじさん・・・別に謝る必要ないのでは??w

    だって「あそこまで自分だけって凄い!」っ事実ではw?

    ブログにも前書きましたが、斎藤知事って怖いですよ??w サイコパスの中のソシオパス・・

    斎藤知事ちょっとソシオ君入ってると思う。 前もブログに書きましたが、自己の利益のためには結構酷いことも平気・・・斎藤知事のあのしれっと問題逸らし・・・凄いですよ?

    ほんと頭いい・・・僕じゃあ出来ない。あからさまな否定とかじゃなく、ぬるっとヌルッと問題を逸らして答えてく・・・結局答えてない・・でもそれをハッキリとは悟らせない・・・だから局長の自殺、パワハラの件を調べる人達結果的には煙に巻かれていましたよね?

    うわああ。。何だろう?この話の持って行き方・・・これは・・単に頭がいいだけではなくて・・

    映画エイリアン1でロボットのアッシュがエイリアンの事を「素晴らしい・・・余計な良心や後悔に縛られない完全な有機体・・」って言っていましたがそれを彷彿とさせますねw。

    僕も見習いたい・・自分で勝手に決めた変な良心・・あまり良い結果を招かなかった気がするw。

    でもねえ・・・やろうと思いました、はい出来ました、なんて簡単には行かないのですよね・・・

    後、選挙に勝ったからって、暴力的嫌がらせや、道徳的嫌がらせをしてないと、決まった訳ではないですよね??

    何だろ?そこがごっちゃになってる気がする。

    勝てば官軍って、現実はそうかもしれませんが、理念としては、弱くても正しい事もあれば、

    強くても間違ってる事も普通にありませんか?? 現実は違えども・・

    選挙に勝った事とパワハラ、モラハラやったか否か、は無関係??では??

  • 天使の翼 悪魔の影55

    天使の翼 悪魔の影55

    に向かいます。」それとは裏腹に冷静に見える態度でまくし立てた漆原。

    「そうか、頼むよ。私はこれからイスラエル首脳との会議だ。この件は中村君に任せてから君も来てくれ」拍子抜けするほどあっさりと湯沢首相は去っていった。

    「驚いた・・・良かったよ。あれですんで・・」

    「そんなにビクビクしなくても・・普通だったじゃないですか」

    「え、まあさっきはね。いいことでもあったんじゃないですか?アメリカの副大統領と話してたしね。」

    「どうして副大統領と話すと機嫌がよくなるのかしら?別に女性じゃなかったわよね?」

    「いや・・別に・・・きっと話が盛り上がったんでしょ?雑談だってしてるみたいだしね。それよりヨシヒロとカイトの確保を頼むよ。カイトはちょっとわからないけど・・」

    「分かったわ。ヨシヒロ名義の別荘があるはずだからそれを調べるわ」

    「警官には無茶をさせないでね。カイトには勝てないだろうから。あくまでも協力を求めるていでお願いします。」

    「わかってる。そんな無茶はさせないわ」

    眠りからさめたヨシヒロ。カイトはまだいびきをかいて寝ていた。水を飲んでから、しばらくカイトの方を見ている。起こそうか迷っているのだ。あれから1時間ちょっと経っていた。思ったほど眠れない。疲れているのに・・・やはり不安なのだろう。

    ・・・政府に協力。その選択しかないのかな・・・

    ヨシヒロはカイトが起きるまで待つことにした。テレビをつける。ソファーに座りテレビを眺めた。相変わらず世界の大惨事のニュースばかりだ。そしてカイトとヨシヒロのこと。

    音がした。カイトが起きたようだ。苦々しい顔をしている。そのままトイレに向かい、出てから何も言わずにペットボトルの水を飲んでいる。

    「で・・・どうするのもう少しこのまま?それとも早速政府のところに行くの?あ、買い出しかな?」

    「いやあーーもう少しこうしていよーかなー・・・と」

    「あーーあはは、そう来たんだーーー」

    「あはは」

    「あははは」二人は笑った。

    軽井沢警察にヨシヒロの別荘に向かわせるために連絡が入っていた。。

    官邸では軽井沢へ向かうため到着したヘリに中村が乗り込んだ。


  • 天使の翼 悪魔の影54

    ロを捉えた画像が映っている。それと同時にカメラの場所が表示されている。

    「ここが軽井沢駅前です。多分コンビニで買い物をしたのでしょう。そしてこの道をすすんで・・・」舗装されている大きな道路にはカメラが多いが、ヨシヒロの別荘はすこし寂れたところにある。カメラは設置されてはいなかった。

    「けっこうな距離を移動してますね。時間にして30分ほど、この地点では駅前から15分です。そして、最後に写っているのがここです。」最後のカメラに写ってからヨシヒロはカメラのない舗装されていない道に入っていった。

    「ここから先にはカメラがありません。なので、これ以降は写っていません。カメラがない範囲は、ここから、およそですが4キロほどの範囲です。」

    となりの画面には広域の地図が表示され、ヨシヒロが最後に写った地点、そして、そのあたりから始まるカメラのない地域と、そこから最も近くのカメラの設置されている地点とが表示されている。

    カメラのない地域は厳密に四角形ではない。なんとなく楕円のような感じだ。この地域はあまり舗装もされていず、カメラはない。

    「じゃあ、この範囲のどこかにいるということになりますね」漆原は嬉しそうだ。

    「そうです。どこに向かっても、・・」中村はそれぞれに指さしながら、

    「この通りに出ればこのカメラに映りますし、ここに出ればここ・・・」

    「この一体はどうしてカメラがないのかな?」篠原が聞いた。

    「別荘地としてあまり人気のある区域ではないんです。なんとなく寂れていますし、駅や商店街とも遠いですし・・でもそれがいいという人もいるんですよ。でも昼間はかえって林が綺麗なんですよ。夜は真っ暗に近くなりますが」

    「詳しいんだね。」

    「私も持っているので、別荘。私のはもっと駅の近くですけどね」

    「そうなんだ・・いいね別荘・・」

    「漆原さんもいかがです?」

    「僕の給料じゃ・・・」

    「そんなことないんじゃないですか?」

    「え・・・そうかな・・・」そんな話をしていると後ろから湯沢首相が近づいて来た。漆原は気づかない。

    「漆原くん・・何をしているんだ!」内心死ぬほど吃驚している漆原。とっさに 「今報告を確認していたところです。ヨシヒロが見つかりました。すぐに居場所を特定し確保