「成功・・と言っていいでしょう。」ストルムグレンと共にスクリーンを眺める男。
「ヨシュア達は上手くやってくれた。当人達でさえ、知らなかったのが幸いしたな。」ストルムグレンは呟いた。
「しかし、よろしいのですか?部下を騙してしまいましたが」ストルムグレンの傍らにいる男が言った。「革命に犠牲は付き物・・・月並みだが仕方ない。」彼はヨシュア達を見捨てることなど、何ともも思わない。
(すぐそこを離れて・・・)アルテミスは幻影を見ていた。見知らぬ男の子が何かに狙われている。何が狙っているか分からないが、とにかく良くないものなのだ。
「お前誰だ?」虚空を見つめながらヨシュアが呟く。「どうしたんだよ、おい、ヨシュア?」ヤマダの眉間には皺。ヤマダの呼びかけに答えない。こんな時にヨシュアは狂ったみたいだ。
「とにかく逃げて、そこから逃げないと、あなたは死ぬわ。何かは分からない、でも危険なのよ」アルテミスは言った。「そんなこと言ったって・・・何で?」とヨシュア。
「おいヨシュア?おーいダイジョブかー?」ヤマダはヨシュアの目の前で手を振った。
「理由なんて私にも分からない。でも言ってる事はホントなのよ。驚異が近づいてる!私にはその力があるの。だから・・・」アルテミスはなるべく誠実に聞こえるように言った。「分かった・・」そうヨシュアは言うとヤマダに向かって言った「逃げるぞ。7Gまで加速する。すぐ座れ」
「ロシナンテ。今すぐ地球から離れろ。緊急事態だ。7Gまで加速しろ」しかしロシナンテは「目標を設定してください。でなければ発進出来ません。」

コメント