ッデンは言った。
「本当に?!いいのかしら・・ありがとうハッデンさん!」アルテミスはハッデンに抱きついた。彼女はそう言って貰えることを期待していたのだ。
船の全景が見える展望室に来たアルテミス達。「でも、こんな船を私たちに下さるなんて、どうしてですか?ハッデンさん。」アルテミスは殊勝なことを言った。
いくらなんでも、数千億は、掛かっているような船を、ぽんっと貰って、何も感じない、という人間ではない。
「投資かな・・。私は君たちを高く買っているんだよ。」ハッデンがアルテミスを高く買っていることは間違いない。何しろ太陽系の王にしようというのだから。「ほぼ完成していますよ、この船は。一緒に処女飛行に行きましょう。」ハッデンは言った。
「小惑星帯に不審なもの?」地球合衆国大統領は言った。「はい、かなり巨大な構造物です。」と秘書官。「何故今更・・」と大統領。
「火星攻撃のために配置された戦艦が発見しました。巨大な小惑星の影に隠れるようにしている物です。」レーダーの情報をもとに解析された画像がホログラムで浮かんだ。「このぼやっとしているものがそうなのか?」と大統領。
「そうです。ここが小惑星。そして隣にあるこの物体は、岩石ではなく金属が主な主成分です。」ホログラムに触れると、不審な構造物が拡大された。
「この小惑星は地球から構造物を隠していました。しかし火星侵攻のための作戦で、紹介機が発見しました」と秘書官。
ハッデンともあろうものが小惑星で構造物を覆わなかったのだ。しかし彼も神ではない。
彼のことだから、ふと頭によぎったのかもしれないが、、、

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