そう言うとハッデンは格納庫にアルテミス達を案内した。そこにあったのは、巨大な青い人型のロボット。全長は40m程、形は画家がよく使うモデル人形を少しゴツくした感じ。顔も体もモデル人形のように滑らかでノペっとしている。
レーザー発射口などは見当たらない。それらは外壁に覆われていた。不思議なのは関節部分に隙間がないこと。
これで関節を動かせるの?どんな技術が使われているのだろう?タカシは思った。
「これはヘレナ。強力なレーザーと荷電粒子砲を備えている。多分だが、この船とも互角に戦えるよ。不安は解消されたかな?」ハッデンは言った。
そう言えば・・オリオンは自分を小型化することも考えている。しかしうまくいかないのだ。
「人間の脳は素晴らしい・・私は自身のコンピュータを人の脳の容積にしたいと思って開発を続けていたのですが・・」オリオンがここまで言うとハッデンは口を挟んだ。
「お前にもできなかったのかい?」
「そうです。単純に処理速度の問題とは違う何かがあるようなのです。確かに、私のサイズで自意識は発生しました。ここまでは正解だったのでしょう。しかし・・人の脳のサイズと、たった、あれだけのエネルギーで意識を作り出している事とは、何かの関わりがある気がして・・。
私のCPUが、どれだけの大電力を必要としているか、あなたはご存知でしょう?」オリオンは言った。始めの内、オリオンは、ただ単に、処理速度を上げて小型化しようとした。理屈では、それで良い筈なのだ。今現在、彼の体積は小さなビル4階分くらいだろうか・・・。確かにオリオンは自

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