小説 天使の翼 悪魔の影31 などとは思わなかった。しかしあのヒーローもどきが登場したせいで、闇雲な戦い方では多分勝てないことに気づいたのだ。 「・・やはりカイトは正解だったな・・・」ミカエルは言った 「・・・正解とは?・・・」とカブリエル。 「悪魔がつくる怪物に知性は... 2024.07.19 小説
小説 天使の翼 悪魔の影30 「しかし東京で使われた原爆は全く効かなかったのだろう?」副大統領は言った。 「それは、そうですが。あれは規模の小さな核です。もっと強力なものを使用します」と国防長官。 「・・しかし・・・」副大統領は自分の決断で人が死ぬことに躊躇していた。 ... 2024.07.18 小説
小説 天使の翼 悪魔の影29 「ワシントンに怪物・・・いえ・・キャスリーンから発射された光球が落ちた様です。」 テレビ画面に録画の光景が映し出された。小さな光るものが地面に落下し、次の瞬間には強烈な光に変わった。 「日本にもあの光球は落ちています。新潟県の苗場付近です。... 2024.07.17 小説
小説 天使の翼 悪魔の影27 「・・・すぐ行かないんですね・・・他の人間が死んでいるのに・・」ガブリエルは少し呆れている。 「・・まだ実感がないのかもしれんな・・それに使命感などないだろう・・・突然押し付けられて・・それも致し方ないな・・・」とミカエル。 天使たちの意識... 2024.07.09 小説
小説 天使の翼 悪魔の影26 「・・意外とカイトはイケルかもしれんな・・・ほかに選択肢がなかっただけだが、面白いものだ・・・」ミカエルは意外な結果に満足なようだ。 「・・主のお考えのとおりなのでしょうね?カイトしかいなかったのは・・」ガブリエルはふとつぶやいた。 「・・... 2024.07.07 小説
小説 天使の翼 悪魔の影25 「すみません」神崎はただ恐縮し誤った。もう店長から注意され、この話は終わっているのだが彼女にとって自分が上に立つ事は何より大事なのだ。そして彼女の話す能力はスゴイ。エリア部長の様な上司が来れば、それはもう、いい人の様に振る舞えるのだ。 「ま... 2024.07.05 小説
小説 小池都知事って・・・ やっぱりちとずるい?もしかして? 元鳥取県知事の片山さんて方が、小池知事が公務を優先している事に対して、私は問題があると思ってる、と。 選挙の名を借りて、公費を使って選挙活動している、と。 あ、言われてみればそうですね。公務なのでマスコミが... 2024.07.04 小説
小説 天使の翼 悪魔の影24 線も強力なのに、当たらないのだ。 「・・・おかしい・・・」しかし、わからないことをいくら考えていても仕方がなかった。今は次のもっと強力な怪物を作らなくてはならない。インクブス(彷徨うもの)は人間の世界に再び干渉しようとした。しかしうまくいか... 2024.07.03 小説
小説 天使の翼 悪魔の影23 「このあたりかな」カイトはゆっくりと着地した。暗い畑から大通りへ出る。 「あまり車も通ってないよ、どうするの?もう一度飛んでいく?」とヨシヒロ。 「いや・・・タクシー位とおるだろ。そんな田舎じゃないぜ?水戸の近くだ、多分」とカイト。 10分... 2024.07.02 小説
小説 天使の翼 悪魔の影22 地を見てみたい衝動が彼にはあった。 「まだやばいんじゃねえの?軍隊がいるだろう?偵察機ぐらい飛んでそうじゃねえ?」とカイト。 「そうだね・・そうか・・・ここもやばいんじゃ」ヨシヒロはあたりを見渡した。そして当たり前だが上も見た。暗くてわから... 2024.07.01 小説