ヨシヒロ

小説

天使の翼 悪魔の影48

「・・・あんなこと言わなくっても良いのになあ。あの写真どうやって手に入れたんだ・・・」カイトは言った。 「・・・マスコミとはあんなものだろう・・・というより当たり前ではないのか?その人間がどんな人間か知る一環だろう?・・・」ミカエルは不思議...
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天使の翼 悪魔の影36

日本にばかり怪物が出現するのにはわけがあった。創造主からこの世界に干渉することが許されているのは、この島国の土地の上に限られているからだ。その理由は天使たちも知らない。ただ創造主のみが知っている。 「カイト・・やばいよ・・・」ジョナサンでス...
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天使の翼 悪魔の影35

ようなことはそんなにしていない。同僚のボールペンを捨ててしまったくらいだ。そのくらいの事、別に良いじゃない、と許す人も多いだろう。しかし問題はそのうすーく汚れた心のようだ。ハッキリとした怒りのほうがまだマシ、という時もあるのかもしれない。 ...
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天使の翼 悪魔の影(19)

「だから怖いよ。手のひらに乗って飛ばれてもさあ」ヨシヒロが言った。 「大丈夫だよ。落ちやしない」しばらくヨシヒロは迷ったが、カイトの手のひらに乗った。 「いいかあ?しゃがんでろよ。今飛ぶから」そう言うとカイトはゆっくりと浮上した。 「うああ...
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天使の翼 悪魔の影(18)

れるのだ。二人は辺りが暗くなったのでジョナサンを出た。 「なるべく広くて暗くて人がいないところがいいな」カイトは言った。 「・・・山の上の方はどう?あそこなら夜は誰もいない」とヨシヒロ。 「あーそこでもいいけど・・遠くねえ?」とカイト。 「...
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天使の翼、悪魔の影14(超人カイト14)

えの?と言わんばかり。   雑木林を出たあたりで、やじうまに出会った。カイトは自分も、やじうまの様に辺りをキョロキョロしながら、なんとなく戻ってみたりした。 「飛んできた怪物見ましたか?」カイトの方から話しかけた。 「見たよお、んで追ってき...
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超人カイト7

「?悪魔って・・どうしたの急に」ヨシヒロは少し笑った。 「ん・・・なんてか・・・俺悪魔に会っちゃったらしい・・頭に直接話しかけられた」とカイト。 ヨシヒロは本気で少し怖かった。 ・・・狂っちゃったのかな・・・ここはあまり騒がず・・・ 「どん...