小説 天使の翼 悪魔の影 16 「ごめん。いや・・・その・・・俺、悪魔とか言ってたじゃん。でさ、その悪魔が・・ ・・その・・」カイトは口ごもった。ニヤニヤしながらヨシヒロの顔を見つめる。 「何?」ヨシヒロは思いっきり眉間にしわを寄せ怪訝な顔をした。 「あのもう一体の怪獣さ... 2024.06.25 小説
小説 天使の翼、悪魔の影15(超人カイト) 「いやまあちょっとそんな気分でさ。で、メシでも食わねえ?おごるよ」とカイト。 「ほんとに?いいよー。」ヨシヒロは言った。 「んで迎えに来てよ。」 「は?」瞬間イラッとするヨシヒロ。 「いや俺歩きだからさ。国道沿いのパチンコ屋あるじゃん。その... 2024.06.24 小説
小説 天使の翼、悪魔の影14(超人カイト14) えの?と言わんばかり。 雑木林を出たあたりで、やじうまに出会った。カイトは自分も、やじうまの様に辺りをキョロキョロしながら、なんとなく戻ってみたりした。 「飛んできた怪物見ましたか?」カイトの方から話しかけた。 「見たよお、んで追ってき... 2024.06.23 小説
小説 天使の翼、悪魔の影13(超人カイト13) 天使たちは個々人のことなど考えてはいない。ただ人類という種を存続させることしか関心はないようだ。 カイトは呆然と空中に漂っていた。 「俺・・勝ったのか・・・はああ・・こえええ・・・まじで二度と嫌だ・・」カイトはとりあえず自分の家の近くまで飛... 2024.06.20 小説
小説 超人カイト12 何度も繰り返すうちに、雑音に混じってわずかに声が届いた。 「・・・かいと・・・ゆ・・・・さすの・・・・かいと・・・」 「なんだよ!なんか言ってんのかよ!」途切れ途切れに天使の声は聞こえるが、訳はわからなかった。その間にもサンダルフォンは光線... 2024.06.19 小説未分類
小説 超人カイト11 スピ‐ドで衝突するとは思っていなかったのだ。 「・・・生身の状態でああいうことをするでしょうかね?・・・」ガブリエルは人間で言えばしかめ顔とも言える意識で言った。 「・・・図に乗ってるのだろう・・しかしそれだけ気力が充実しているということだ... 2024.06.18 小説
小説 超人カイト10 「!天使?悪魔かと思ってたよ・・」カイトは言った。 「・・・まあ・・いい・・・では光線はどうだ?その力なら助けてやれる・・」ミカエルは言った。 「ん・・光線・・ビームみたいなやつ?・・」とカイト。 「・・・そうだ・・・」ミカエルは答えた。 ... 2024.06.17 小説
小説 超人カイト9 「説明が難しいな・・・感覚だろう?それは。」当たり前のことがどうやら天使には分からないらしい。 「・・・やはり失敗なのでは?ミカエル様・・・」様子を見ていたガブリエルが言う。 「・・・まだ判断を下すのは早い・・・見るがいい・・浮いている・・... 2024.06.16 小説
小説 超人カイト8 河川敷にいるカイト。悪魔(ホントは天使だがカイトは悪魔と思っている)に導かれてここにいる。 「変身て、どうなるんすか?」とカイト。今では悪魔に慣れてしまっている。 「・・・受け入れればいい。それを感じるだろう?・・・」ミカエル言った。 ... 2024.06.15 小説
小説 超人カイト7 「?悪魔って・・どうしたの急に」ヨシヒロは少し笑った。 「ん・・・なんてか・・・俺悪魔に会っちゃったらしい・・頭に直接話しかけられた」とカイト。 ヨシヒロは本気で少し怖かった。 ・・・狂っちゃったのかな・・・ここはあまり騒がず・・・ 「どん... 2024.06.13 小説