「・・・随分と上達が早いなお前は・・・」とミカエル。
「・・・そうなんですか?・・これは早い方?・・・」とヨシヒロ
「・・そうだ、結構な・」
「・・過去にも僕みたいなのがいたんですか?」
「・・まあな・・少ないが・・・ほんのわずかだ・・・」とミカエル
「・・・もっと練習したほうがいいと思います?・・・」ヨシヒロは不安になり聞いた。
「・・そうだな、そのほうがいいだろう・・・・・戦い方はどうするつもりだ・・・」
「・・・さっきも言いましたが、内部から破壊しようかと思います・・脳とか心臓?にあたるものを壊せばいくら強い怪物でもいけるんじゃないかと思うんですが・・」とヨシヒロ
「・・多分・・それは有効だろう・・・」
「・・・カイト僕は準備できたよ・・・力は回復した?・・・」とヨシヒロ。
「・・・えええっと・・ああっとお・・」カイトは答えたくない時こうなる。
「・・まだなんだね・・・」ヨシヒロは笑った。
「・・・まだ宇宙にいるの?・・・」
「・・・そうだよ。ずっとここにいようかな・・・」とカイト
「・・・まあ。ありだと思うけどね。それも。・・・」
しかし、カイトはそう言いながらも、地球へ向けて移動を始めていた。行きたくはないがしょうがない。
例の怪物は今、日本海を超え中国で暴れている。何故か人のいるところがわかるようだ。上海の上空から地上を焼き払っている。二人のつるんとした怪物が口から何本もの光線を発射している。火災により上海は火の海だ。
もはや人類は諦めてしまったようだ。核も通じない、そう思っている。テレビのキャスターはカイトの出現を待ち望んでいた。
すると怪物は一つに合体した。そして西に向かってスピードを上げ始めた。
「・・・これはインドの方向ですね・・・」ガブリエルは行った
「・・また・・・・人口の多いところを・・・しかし人類が核兵器をこれ以上使わないでよかった・・これ以上使われると存続に関わる・・ただでさえ少し核の冬なのだ・・・」
「・・・しかし・・二人分とはいえあのスタミナはなぜでしょう?単純に二倍ではないような・・・」とガブリエルは言った。
「・・・そこだ!基本性能にもなにか利点があるようだ・・・自由意思はないが、スタミナの利点があったんだな。・・・」
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