超人カイト11

小説

スピ‐ドで衝突するとは思っていなかったのだ。

「・・・生身の状態でああいうことをするでしょうかね?・・・」ガブリエルは人間で言えばしかめ顔とも言える意識で言った。

「・・・図に乗ってるのだろう・・しかしそれだけ気力が充実しているということだ・・それにあの衝撃にも多分耐えられる。痛いだろうがな・・・」とミカエル。

「いってええええ!!」怪物の頭にカイトの右足があたった。ミカエルの予想の通りカイトの足に激痛が走った。

轟音が響き、二人?は互いに弾き飛ばされた。すごいスピードで反対方向へ突き進むカイトとサンダルフォン。

カイトは痛みをこらえながら体制を立て直した。

「ちくしょー痛え・・」カイトは空中に止まってサンダルフォンの方を見た。

「どこだ?」サンダルフォンは弾き飛ばされた後、地面に落ちたようだ。

「先手うたねえと・・」カイトは光線を試してみようとした。しかしどうやっていいのか分からなかった。天使は光線の出し方を教えるのを忘れていた。カイトも聞くのを忘れていたのだ。

人気のアニメの様に合わせた両手を引いてから押し出してみたり、色々と試したが全く出てこない。

「・・・何をしている・カイトは・」とミカエル。

「・・・教えるべきでしたね・・」ガブリエルは呆れ気味だ。

「・・・ついうっかり・・しかしお前も気づいたなら言ってくれよ・・」ミカエルは人間で言えばしかめ面で言った。

「・・・我々は人間とは違い間違いは犯さない・・ミカエル様はいい切りましたが・・・」とガブリエル。

「・・お前・・やな奴だな・・・まあいい・・何とか教えるのだ・・カイト・・・カイト聞こえるか・・指差せ・・指を指すのだ・・・」ミカエルは言った。


 

カイトに光線の出し方を教えるために通信を試みてはいるが、全く通じていない。

「・・・カイト・・指を指すのだ・・」ミカエルは繰り返した。

「・・通じないようですね・・・」とガブリエル。

「・・・お前もやるのだ・・・」天使は二人でカイトに呼びかけた。

今更ですが、アイフォン凄いかも、こんな風に編集しちゃうんですね。最後の汚い床は僕ならぼかすけど笑、でも凄い。

もっと利用すべきですねえ。。

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